30/11/2025
11月26日、第55回 下野循環器研究会が開催されました。
基調講演として、当科 桂田 健一先生より腎デナベーション(腎交感神経除神経術)の治療抵抗性高血圧への臨床および腎交感神経に関する生理学と基礎研究の知見に関してご講演を頂きました。
一般演題として、茨城県西部メディカルセンター 水野 裕之先生より、当科で入院診療後に転院された重症心不全患者さんにハートチーム介入にて多面的な心不全診療を実践頂いた一例のご講演を、当科 加倉井 俊也先生より、当院が本年度からICU・CCUが新病棟へ移転、増床した上に、両者が統合して運用されるようになったこともあり、ICU・CCU・複数診療科で連携を密にし救命に成功した重症患者の一例を交えて当院での循環器集中治療に関してご講演を頂きました。
当科での腎デナベーションへの取り組み、当院および関連病院との心不全治療の連携、ICU・CCUでの高度な集中治療の実践に関して、地域の先生方にご紹介でき活発な議論ができました。
ご参加頂きました先生方、ご発表ならびに座長をして頂きました先生方、お忙しい中、誠にありがとうございました。
今後も循環器地域医療の更なる発展を目指して参ります。