慶應義塾大学医学部皮膚科学教室

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向井美穂先生らの論文がScience Translational Medicineに掲載され、その結果がプレスリリースされました。
27/10/2025

向井美穂先生らの論文がScience Translational Medicineに掲載され、その結果がプレスリリースされました。

2025/10/23慶應義塾大学医学部理化学研究所慶應義塾大学医学部皮膚科学教室の天谷雅行教授(理化学研究所生命医科学研究センターセンター長)、高橋勇人准教授、向井美穂共同研究員、理化学研究所生命医科

17/10/2025

角田梨沙先生らの論文がJAAD Case Reportsに掲載されました。

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要約:リウマトイド血管炎に対し各種免疫抑制剤で治療されていた患者が、4ヶ月の間に帯状疱疹を繰り返し、左足や大腿に慢性経過する難治性の潰瘍形成を伴った。
抗菌剤や抗真菌剤が不応の肺炎もあり診断に苦慮していたが、足の潰瘍部のスワブでVZV抗原が陽性となった。
慢性経過する汎発性帯状疱疹が考えられ、各種免疫抑制剤を中止した上、アシクロビルを通常の倍量投薬後に、肺炎症状含め皮膚症状が改善した。
免疫抑制下の帯状疱疹では、非典型的な皮膚症状になるだけでなく、慢性経過することもある。

コメント:リウマトイド血管炎で各種免疫抑制剤で加療をされていた方が帯状疱疹を繰り返し、
さらに壊疽性の皮膚潰瘍が両側性に多発した症例をちょうど10年前に経験しました。
他院で診断がつかず、当初初診外来担当だった大山先生が、潰瘍部からVZV抗原を提出し鮮やかに診断をされたのが忘れられませんでした。残念ながらその患者さんは死去されましたが、今回の症例では前回の反省を活かすことができたように思います。
なお、2症例ともに水疱が形成の過程を経ずに潰瘍になる皮疹が特徴的でした!

足立剛也先生らの論文がAllergyに掲載されました。******************************************************【研究のポイント】我が国のアレルギー研究における患者・市民参画(Patient...
09/10/2025

足立剛也先生らの論文がAllergyに掲載されました。

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【研究のポイント】
我が国のアレルギー研究における患者・市民参画(Patient and Public Involvement and Engagement: PPIE)の実態を、がん・難病領域との比較を通じて初めて体系的に明らかにしました。
アレルギー領域の患者団体は研究者との連携や参画の必要性を強く認識している一方、研究者側では認識や体制整備が十分でないことが示され、さらに、PPIE を推進する上で、教育研修プログラムやコーディネーターの育成、事例集やデジタルツールキットの整備といった具体的な支援策の必要性が浮き彫りとなりました。
本研究成果は、9月23日に開催された第80回国連総会併催科学サミットで発表されました。

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08/10/2025

野村彩乃先生らの論文がAllergology Internationalに掲載されました。
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要約:アレルギー領域における臨床オミクス解析についてのレビュー論文です。慶應および理研の先生方のご指導のもと行った、アトピー性皮膚炎の解析での自身の経験を踏まえて、まとめました。
特に、臨床医・データサイエンティスト・基礎研究者の協働が、オミクス研究の臨床応用を進めるうえで重要である点にも言及しました。

2025年6月14日に開催された令和7年度三四会定例評議員会にて、齋藤 苑子先生が三四会奨励賞(基礎医学分野)を受賞されました。誠におめでとうございます!(記事は下記URLをご覧ください)https://www.sanshikai.jp/d...
25/09/2025

2025年6月14日に開催された令和7年度三四会定例評議員会にて、齋藤 苑子先生が三四会奨励賞(基礎医学分野)を受賞されました。
誠におめでとうございます!
(記事は下記URLをご覧ください)
https://www.sanshikai.jp/data/newspaper/backnumber/2025/07.pdf

第47回水疱症研究会一般演題募集のご案内 謹啓時下 先生方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。さてこの度、第47回水疱症研究会を下記の要領にて開催する運びとなりました。多数の演題応募を頂きたくご案内申し上げます。一般演題の...
24/09/2025

第47回水疱症研究会
一般演題募集のご案内

謹啓

時下 先生方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さてこの度、第47回水疱症研究会を下記の要領にて開催する運びとなりました。
多数の演題応募を頂きたくご案内申し上げます。

一般演題の申込締切:2025年10月31日(金)

謹白

申し込みや参加方法については、下記ホームページをご参照ください。
https://cs62739.wixsite.com/47-bullous

2025年8月1日に開催された第46回日本炎症・再生医学会にて、伊東可寛先生が優秀演題賞を受賞されました。誠におめでとうございます!
09/09/2025

2025年8月1日に開催された第46回日本炎症・再生医学会にて、伊東可寛先生が優秀演題賞を受賞されました。
誠におめでとうございます!

野村先生らの論文がNature Communicationsに掲載されました。******************************************************要約:アトピー性皮膚炎における症状やDupilumab...
25/06/2025

野村先生らの論文がNature Communicationsに掲載されました。

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要約:アトピー性皮膚炎における症状やDupilumabへの治療反応と関連する分子基盤を、1mmパンチバイオプシーとRNA-seqによる大規模な全皮膚トランスクリプトームデータから同定しました。
個別化医療に向けた皮膚・血液バイオマーカーの探索研究であり、多数の患者さんのご協力と、仮説に依存しない機械学習アプローチにより得られた知見です。
共著者の方をはじめ、多くの方々のご尽力に心より感謝申し上げます。

Atopic dermatitis (AD) with complex manifestations and genetic associations. Here the author profile the transcriptome of 951 skin samples from patients with AD to link skin phenotypes, clinical severity, and efficacy of dupilumab treatment to specific types of immune responses and gene features to....

福田桂太郎先生らの論文がAnnu Rev Immunolに掲載されました。******************************************************要約:今までの皮膚科学教室で行われた皮膚バリアの研究成果お...
20/06/2025

福田桂太郎先生らの論文がAnnu Rev Immunolに掲載されました。

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要約:今までの皮膚科学教室で行われた皮膚バリアの研究成果およびこの10数年間の皮膚バリアに関する重要な知見をまとめた総説となっています。

Immune responses are influenced by not only immune cells but also the tissue microenvironment where these cells reside. Recent advancements in understanding the underlying molecular mechanisms and structures of the epidermal tight junctions (TJs) and stratum corneum (SC) have significantly enhanced....

雁金詩子先生らの論文がAllergy 2025 Mayに掲載されました。******************************************************要約:国内最大級のアトピー性皮膚炎患者さん向け投稿アプリを用...
06/06/2025

雁金詩子先生らの論文がAllergy 2025 Mayに掲載されました。

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要約:国内最大級のアトピー性皮膚炎患者さん向け投稿アプリを用いて、患者さんが自身で撮影した皮疹画像から、その重症度を人工知能 (AI)が自動で解析・評価する新たなAIモデルを開発しました。
このAIモデルは、診察室の外でも、患者さんが自ら皮膚の状態を継続的・医学的・客観的に把握できるツールとして、日々の生活の中での「気づき」や「判断」を支援します。
さらに、医療機関においても、皮疹の重症度を継続的かつ標準化された方法で評価できる「デジタルバイオマーカー」としての活用が期待されます。

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足立剛也先生らの論文がHuman Genome Variationに掲載されました。***********************************************要約:【ヌーナン症候群における蜂窩織炎およびリンパ浮腫のリスク...
06/06/2025

足立剛也先生らの論文がHuman Genome Variationに掲載されました。
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要約:【ヌーナン症候群における蜂窩織炎およびリンパ浮腫のリスク増加との関連】
ヌーナン症候群(NS)は、身体のさまざまな部位に影響を及ぼす遺伝性疾患であり、心臓の奇形や特徴的な顔貌などを引き起こすことが知られています。
これまでに複数の遺伝子がNSに関与していることが明らかにされていますが、蜂窩織炎(皮膚や皮下組織の感染症)やリンパ浮腫といった特定の合併症との関連については十分に理解されていません。

本研究では、NSを有し再発性の蜂窩織炎を呈した2名の患者が対象となりました。これらの患者から臨床データを収集し、遺伝子検査を実施して変異を特定しました。
さらに、literature reviewを行い、類似の15例を検討した結果、両患者にNSとの関連が知られているRIT1遺伝子の変異が認められ、この変異が、リンパ浮腫や蜂窩織炎の発症リスクを高めている可能性が示唆されました。
本研究の結果から、NS患者において特定の遺伝子変異が、繰り返す感染症や腫脹の原因となる可能性があることが推測されました。

Noonan syndrome (NS) is a genetic disorder that affects various parts of the body, often leading to heart defects and unique facial features. Researchers have identified several genes linked to NS, but the connection between these genes and certain complications, such as cellulitis and lymphoedema,....

竹之内 茉里絵先生らの論文がThe Journal of Dermatologyに掲載されました。***********************************************要約:2歳、男児。口蓋裂、滲出性中耳炎の既往あり...
04/06/2025

竹之内 茉里絵先生らの論文がThe Journal of Dermatologyに掲載されました。
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要約:2歳、男児。口蓋裂、滲出性中耳炎の既往あり。家族歴なし。粗造で茶色から金色の毛髪、歯牙欠損、爪甲の形成不全、涙点欠損、乾皮症、頭部にびらん・鱗屑を伴う難治性の皮膚炎を認めた。
家族の遺伝学的解析にて、TP63のc.1768C>T (p.Pro590Ser)変異を患児にのみヘテロ接合性に同定し、外胚葉異形成症の稀な一型であるankyloblepharon-ectodermal defects-cleft lip/palate syndrome (AEC症候群)と診断した。

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住所

信濃町35
Shinjuku-ku, Tokyo
160-8582

電話番号

+81333531211

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