18/10/2025
🌿 きの治療院式 手技療法
― 指圧 × 揺らし × ストレッチ ―
心と身体をゆるめ、自然な動きを取り戻す。
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🩺 手技の概要
きの治療院では、伝統的な指圧法を基盤に、
**「静」と「動」**をバランスよく取り入れた独自の手技療法を行っています。
指圧による深部静圧で神経系を落ち着かせ、
「揺らし」と「ストレッチ」で筋と関節の緊張をゆるやかに整えます。
目的は、身体が本来持つ回復のリズムと自己調整力を呼び覚ますこと。
リラクゼーションではなく、神経・筋・感覚の再調整を目的とした施術です。
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🧘♂️ 手技の構成
① 指圧 ― 静の再起動 ―
3秒で圧を入れ、3秒保ち、3秒かけて抜く。
この「三・三・三」のリズムによって、
皮膚から深部筋までの受容器に働きかけ、
過敏になった神経反射を鎮めます。
効果:
自律神経の安定
血流・代謝の促進
筋緊張・疼痛の軽減
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② 揺らし ― 動の安定化 ―
軽い揺れを全身に伝え、身体の防御反射を解除します。
力を使わず、呼吸と同調するようなテンポで、
筋や関節が“ほどける”感覚を誘発します。
効果:
痙縮・麻痺のトーン緩和
筋協調性の回復
全身の安定感・軽快感の向上
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③ ストレッチ ― 可動域の回復と再構築 ―
短時間の矯正ではなく、**「ゆっくり・しつこく・気持ちよく」**を大切に、
筋膜・腱・関節包を時間をかけて伸ばしていきます。
これは単なる柔軟運動ではなく、
神経系に「安全に動ける範囲」を再認識させるための受動的関節可動域訓練です。
効果:
筋緊張の正常化
関節可動域の改善
姿勢や動作のスムーズさの回復
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💡 総合効果
目的 主なアプローチ 期待される効果
神経系の鎮静 指圧(静圧) リラックス・血流改善
筋緊張の緩和 揺らし(動的入力) トーン低下・協調性回復
可動域の改善 ストレッチ(受動的ROM訓練) 関節柔軟性・姿勢改善
この三位一体の施術により、
身体の「防御的なこわばり」から「自然な脱力」へ導きます。
特に脳卒中後の麻痺・拘縮・慢性疼痛・体のこわばりなどに効果が期待できます。
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🕊 メッセージ
きの治療院の施術は、
「治す」ではなく「体が治る環境を整える」ための技術です。
身体は、正しい刺激とリズムを与えることで、
誰にでも眠っている回復のスイッチを再び入れることができます。