東洋堂ことぶき鍼灸

東洋堂ことぶき鍼灸 ささないはりと、もぐさ、竹炭で、こころ休め、からだ休め。
予防、養生。健康第一。

06/11/2025

ことぶき通信№143
~かぜの予防~
冬にかぜをひきやすい主な理由は、乾燥である。
鼻やのどの粘膜が乾燥していると防御機能が低下して、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすい環境になるからである。
日頃から、水分補給、栄養、休養、帰宅時には手洗い、うがいで予防。
そして、免疫力・自然治癒力を普段から高めておこう!
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冬 セルフケア(養生)
「かぜ予防ツボ体操」など
・11月7日(金)~14日(金)
・予約制・時間:約15分/人
・参加費:1,000円  参加費は、寄付します
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予約:1日4名,受付:9~11時,14~19時
休診:火・木・土の午後、日祝日
0721-25-4043 留守番電話対応

30/10/2025

最近は、60,70歳は当たり前に生き、80歳も珍しくなくないですね。百歳の人も増えてきた日本ですが、、、
紀元前に書かれた「黄帝内経」に、近頃は五十歳くらいでなくなるが、なぜだという文言が書物の初めにある。益軒はこの書物を読んでいたのでは?

㉛ 人間のからだは百年を期限とする。上寿というのは百歳、中寿というのは八十歳、下寿というのは六十歳である。六十以上は長生きである。
世間の人をみると、下寿を保つ人は少なく、五十以下の短命の人が多い。「人生七十古希まれなり」というのはうそでない。長命する人は少ない。五十になっていれば不夭(ふよう)といって、若死にではない。人の命はこんなに短いのか。これみな養生の術がないからである。短命なのは生まれつき短いのではない。十人のうち九人は、みんな自分で損じているのである。それだから人みな養生の術がなくてはならぬ。

「養生訓」貝原益軒著、松田道雄訳より
養生訓の総論上下を書き写し、心とからだに刻んでいます。
本当か?今それは無理?と思いながらも、先人の知恵から、自分ができることを試しています。養生に失敗することもあるかもしれませんが
今の自分のからだ(心身)を知るきっかけにしよう!

16/10/2025

きっと益軒のころの鍼灸は、下記の文面にあるように、熱い痛いが一般的だったのだろう。
今の日本では、いや、ことぶき鍼灸では考えられない。しかし、養生(セルフケア)は大切だ。

㉚ からだを日々すこしずつはたらかせることだ。ながく楽な姿勢で坐っていてはいけない。毎日、食後にはかならず庭の中を数百歩しずかに歩くがよい。雨の日は部屋のなかを何度もゆっくり歩くがよい。
こうやって毎日朝晩運動すれば、鍼灸を使わないでも、飲食や気血のとどこおりがなく、病気にならない。鍼や灸をしてひどい熱や痛みの苦しみをがまんするよりも、いまいったようにしていれば、痛い思いをしないで安楽である。

「養生訓」貝原益軒著、松田道雄訳より
養生訓の総論上下を書き写し、心とからだに刻んでいます。
本当か?今それは無理?と思いながらも、先人の知恵から、自分ができることを試しています。養生に失敗することもあるかもしれませんが
今の自分のからだ(心身)を知るきっかけにしよう!

02/10/2025

久しぶりに長くなります。
㉙ いにしえの君子は、礼儀・音楽を好んで行ない、射弓と乗馬を学び、力をはたらかせ、詠歌・舞踊をして血脈を養い、嗜欲を制限し、心気を安定させ外邪を用心して予防した。
いつもこうしていれば、鍼・灸・薬を使わなくても病気はしない。これは君子のやっていることで、根本のことに勤める法で、上策である。
よく病気をするのはみな養生の術がないことからおこる。

病気になって薬をのみ、痛い鍼や熱い灸をして、父母からうけたからだにきずをつけ、火をつけて熱痛をがまんして身を責め、病気をなおすのは、末の末のこで、下策である。
たとえば国を治めるのに、徳をもってすれば人民は自然に服従して乱はおこらない。攻めて討伐したりする必要はない。また保養をしないで、ただ薬と鍼灸を使って病気を攻めるのは、ちょうど国を治めるのに徳を使わないで、下のものを治める道がなく、臣民が恨みそむいて乱をおこすのを鎮(しず)めようとして、軍隊を使って戦うようなものだ。

百度戦って百度勝っても、尊敬にするにあたらぬ。養生をよくしないで、薬と鍼灸とをあてにして病気をなおすのもこれとおなじだ。

「養生訓」貝原益軒著、松田道雄訳より
養生訓の総論上下を書き写し、心とからだに刻んでいます。
本当か?今それは無理?と思いながらも、先人の知恵から、自分ができることを試しています。養生に失敗することもあるかもしれませんが
今の自分のからだ(心身)を知るきっかけにしよう!

07/09/2025

年齢ごとに生活習慣を見直していきましょう!
今までは良かった習慣が、本当に自分のからだを保つことに今も良いのか?
それが、セルフケア、養生につながっているように思います。

15/08/2025

今回は少し長くなります😉この時代で言う鍼(はり)は、どのような鍼で、どのような手技か不明です。その他にも偏見があるように感じるのは私だけか…
とかく、これさえすれば治るというのは、つい疑ってしまうのも私だけかも…

㉘ およそ薬と鍼灸を使うのは、やむをえない下策である。飲食・色欲を慎み、寝る時刻、起きる時刻を定め、養生をよくすれば病気はないものだ。腹の中がつかえて、食欲のすすまない人も、朝夕に歩いてからだをはたらかせ、坐りつづけや寝つづけをしないようにすれば、薬や鍼灸を用いなくても、腹の中のつかえるも心配はない。これが上策というものだ。

 薬はみな気をかたよらすものである。人参(にんじん)・黄芪(おうぎ)・白朮(びゃくじゅつ)・甘草(かんぞう)のようなよい薬でも、その病気に合わなかったら害がある。まして、中級品や下級品の薬は、元気をそこなって他の病気をおこす。
 
鍼は余分の気を除くが、足りない気を補うことはできない。病気に合わないと元気を減らしまう。灸もその病気に合わないのにむやみにやると、元気をへらし気をのぼすものだ。

 薬と鍼灸とに利害さまざまあることはこんなものである。やむをえない時でないと鍼・灸・薬は使ってはいけない。もっぱら養生法をたよりとすべきだ。

「養生訓」貝原益軒著、松田道雄訳より
養生訓の総論上下を書き写し、心とからだに刻んでいます。
本当か?今それは無理?と思いながらも、先人の知恵から、自分ができることを試しています。養生に失敗することもあるかもしれませんが
今の自分のからだ(心身)を知るきっかけにしよう!

07/08/2025

ことぶき通信№.142
酒は百薬の長?
紀元8~25年、中国新の時代の書物に「酒は百薬の長」とあるのは、酒に税をかけて国家の財源にするためだったらしい。
酒飲みには、都合の良い言葉であるが、2022年の研究では、飲酒量が増えれば心血管疾患のリスクは上昇するから、飲まない方が良いというのだ。
猛暑、節酒や冷えたノンアルコールで楽しむのはどうだろう!
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秋 セルフケア(養生)
・8月18日(月)~28日(木)
・予約制・時間:約15分/人
・参加費:1,000円  参加費は、寄付します
***************************************  
予約:1日4名,受付:9~11,14~19
休診:火・木・土の午後、日祝日
0721-25-4043 留守番電話対応

https://kotobuki89.wixsite.com/toyodo/post/ことぶき通信-14
07/08/2025

https://kotobuki89.wixsite.com/toyodo/post/ことぶき通信-14

酒は百薬の長?紀元8~25年、中国新の時代の書物に「酒は百薬の長」とあるのは、酒に税をかけて国家の財源にするためだったらしい。酒飲みには、都合の良い言葉であるが、2022年の研究では、飲酒量が増えれば心血管疾.....

03/08/2025

㉗ 心はからだの主人である。この主人を静かに安らかにさせておかねばならぬ。からだは心の下僕である。動かしてはたらかさねばならぬ。心が安らかで静かだと、からだの主人たる天君はゆたかで、苦しみなく楽しむ。からだが動いてはたらけば飲食したものはとどこおらず、血気はよく循環して病気にならない。

「養生訓」貝原益軒著、松田道雄訳より
養生訓の総論上下を書き写し、心とからだに刻んでいます。
本当か?今それは無理?と思いながらも、先人の知恵から、自分ができることを試しています。養生に失敗することもあるかもしれませんが
今の自分のからだ(心身)を知るきっかけにしよう!

28/07/2025

㉖ 養生の害になるものが二つある。一つは元気を減らすことで、第二が元気をとどこおらせることである。飲食・色欲・運動が過ぎると元気はやぶれてへる。飲食・安逸・睡眠を過ごすと、とどこおってふさがってしまう。へるのもとどこおるのも、みんな元気をそこなうものである。

「養生訓」貝原益軒著、松田道雄訳より
養生訓の総論上下を書き写し、心とからだに刻んでいます。
本当か?今それは無理?と思いながらも、先人の知恵から、自分ができることを試しています。養生に失敗することもあるかもしれませんが
今の自分のからだ(心身)を知るきっかけにしよう!

住所

寿町4丁目6番34号
Tondabayashi-shi, Osaka
584-0031

営業時間

月曜日 09:00 - 12:00
14:00 - 20:00
火曜日 09:00 - 12:00
水曜日 09:00 - 12:00
14:00 - 20:00
木曜日 09:00 - 12:00
金曜日 09:00 - 12:00
14:00 - 20:00
土曜日 09:00 - 12:00

電話番号

+819039960071

アラート

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