一社)目白心理総合研究所

一社)目白心理総合研究所 一社)目白心理総合研究所, 心理療法士, Mejiro 3-13-23 Mejiro Granite 3F, Toshimaの連絡先情報、マップ、方向、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

当研究所では、EAPをはじめとした「人と組織」を支援する活動と、その援助者の支援を行って、広く社会に貢献することを目指しています。
臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント / CEAP(国際EAPプロフェッショナル)/ CBT Therapist®/ CBT Therapist® for Biz / CBT Extra Professional®

⁡ブルーマンデー ~ 月曜日を乗りこなす力 ~ 週末の時間はあっという間に過ぎ去り、再び訪れる月曜日を前に、誰もが憂鬱な気持ちになることがありますよね。 1969年(昭和44年)の放送開始以来、一貫して日曜日の夕方6時30分に放送され続けて...
12/09/2025


ブルーマンデー ~ 月曜日を乗りこなす力 ~

週末の時間はあっという間に過ぎ去り、再び訪れる月曜日を前に、誰もが憂鬱な気持ちになることがありますよね。

1969年(昭和44年)の放送開始以来、一貫して日曜日の夕方6時30分に放送され続けてきたテレビアニメ『サザエさん』は、日本の「休日の終わり」を象徴する存在となりました。

さらに、『サザエさん』のテーマ曲を聞くだけで、「楽しい休日が終わり、明日からまた仕事や学校が始まる」という現実感が呼び戻されてしまうという、憂うつな感覚を「サザエさん症候群」と呼ぶようにもなりました。

そして、この感覚は、私たち日本人だけのものではありません。

海外(英語圏)にも似た言葉があり、日曜日の午後に感じる月曜日への漠然とした恐怖や予期不安を「サンデー・スケア(Sunday Scaries)」、そして月曜日そのものへの憂鬱さを「ブルーマンデー(Blue Monday)」と呼びます。

実は、「ブルーマンデー」には、古くからの歴史的な背景と、現代の商業的な起源の二つの側面があります。

歴史的に、中世ヨーロッパの職人たちの休息日は月曜日で、彼らが労働から解放されて自由に過ごせる日として、「ブルーマンデー」と呼ばれていました。

「ブルー」には、教会で使われる布の色や、ドイツ語の「神聖な」という意味を持つ言葉に由来するなど、諸説あります。

一方で、現在、一般的に知られている「ブルーマンデー」は、2005年にイギリスの心理学者クリフ・アーナルが提唱したものが強く影響しています。

彼は旅行会社「スカイ・トラベル」のマーケティング目的で、「天気」「借金の額」「クリスマスからの経過時間」といった要素から、「1年で最も憂鬱な日」が1月の第3月曜日であることを導き出す数式を作成して、人々に旅行を促しました。

この発表は、多くのメディアで「科学的な根拠がある」かのように広まりましたが、実際は宣伝目的であり、その科学的根拠は後に批判されています。

とはいえ、厚生労働省の統計によれば、「ブルーマンデー」は単なる気分の問題にとどまらず、日本では自殺者数が月曜日の朝に集中していることが明らかになっていて、特に働き盛りの男性(40歳~65歳)にこの傾向が顕著であると報告されています。

そんな「ブルーマンデー」の対処法として、米国のTikTokerマリサ・ジョー・メイズが提唱した「ベア・ミニマム・マンデーズ(Bare Minimum Mondays):最低限の月曜日」という考え方が、アメリカのZ世代を中心に話題になっています。

これは、燃え尽き症候群を経験した彼女の経験から生まれた考え方で、月曜日にあえてペースを落とし、必要最低限のことだけを行うことで、心身の健康を保ち、週全体のパフォーマンスを安定させようというものです。

この考え方は、単なるサボりではなく、持続可能な働き方を模索する、現代の新たな自己管理術としてTikTokで大きな共感を呼んで、瞬く間に世界中の若者の注目を集めました。

お問い合わせは、プロフィールにありますホームページ「お問い合わせ」からお気軽にお声がけください。

皆様の「憂鬱な月曜日」が、少しでも心穏やかなものとなり、「乗りこなす力」を掴むきっかけになることを願っています。


[一般社団法人 目白心理総合研究所 ]
臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント
/ CEAP / EAPコンサルタント /
CBT Therapist®︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ®︎

目白駅から徒歩2分
池袋駅から徒歩10分


#認知行動療法  #カウンセリング  #心理学  #臨床心理士  #公認心理師    #カウンセラー  #キャリアコンサルタント  #メンタルヘルス  #資格取得  #オンライン研修  #カウンセラー保険    #ブルーマンデー  #サザエさん症候群  #サンデー・スケアー  #ベア・ミニマム・マンデーズ  #月曜日

CBT(認知行動療法)資格認定講座レポート目白心理総合研究所では、「こころの専門家」であるセラピストを育成し、認知行動療法の資格認定を行っています。また、資格認定にあたり必要なカリキュラムは、提携機関「Room Turn Blue」の「CB...
01/09/2025

CBT(認知行動療法)資格認定講座レポート

目白心理総合研究所では、「こころの専門家」であるセラピストを育成し、認知行動療法の資格認定を行っています。また、資格認定にあたり必要なカリキュラムは、提携機関「Room Turn Blue」の「CBT資格認定講座」で開講されています。今回は資格認定講座の概要や受講された方の声をお届けします。

Room Turn Blueの「CBT(認知行動療法)資格認定講座」とは?

Room Turn Blueが提供する「CBT(認知行動療法)資格認定講座」は、科学的根拠に基づいた心理療法を、基礎から実践まで体系的に学べる講座です。単に理論を学ぶだけでなく、ロールプレイを交えた実習を中心に構成されているため、学んだ知識をすぐに使えるスキルとして身につけられる点が大きな魅力です。講師は臨床経験豊富な谷口知子理事長が担当し、受講者一人ひとりに丁寧な指導が行われます。少人数制で進められるため、安心して演習に取り組み、実践的な力を養うことができます。さらに、使用するテキストはすべて谷口理事長作成のオリジナル教材であり、教材と演習が一貫しているからこそ、理解を深めながら着実にスキルを積み重ねることができます。

講座の構成は?

まず「ベーシックコース」で附帯されている「サポートAコース」において、セラピストとしての基本姿勢や、傾聴・共感を大切にしたコミュニケーション、アセスメントの方法などを学びます。初心者でも安心して基礎を固められる内容です。

次に、認知再構成法や行動活性化、問題解決技法など、具体的なCBTの技法を習得します。ロールプレイを通して多様な事例を扱うことで、臨床場面に応じた応用力を高めていきます。ベーシックコースで基礎力をしっかり身につけて資格を取得したら、近年産業領域で注目されているEAP専門家としてもスキルアップしていくことが可能です。また、セラピストのための基礎研修や認知行動療法およびEAPコンサルタントの研修をフリースタイルで受講できる「サポートBコース」を選択しながら、継続的に学び続けることも可能です。


受講後に得られるメリット

この講座を修了することで、以下のようなメリットが期待できます。
実践的なカウンセリングスキルの習得:現場ですぐに使えるCBTの技法を、自信を持って活用できます。
クライエント対応力の向上:多様なケースに応じた柔軟な支援が可能になります。
専門性の強化:資格認定により、心理職・援助職としての専門性や信頼性が高まります。
キャリアの広がり:医療・福祉・教育・企業など幅広い分野で、CBTを活かした活動の可能性が広がります。

このように、Room Turn BlueのCBT資格認定講座は、体系的な学び・実践的な演習・独自教材の三本柱によって、認知行動療法を「理解する」だけでなく「使える」ようになることを目指しています。心理職や支援職の方はもちろん、これからCBTを学びたいと考えている方にもおすすめです。


受講者の声

2025年度前期受講されたAさんから、感想等をうかがいました。Aさんは企業へ勤務される傍ら、支援者になるための勉強を続けてこられました。

Q)CBTを学んだ動機を教えてください。

A)これまで(支援者になるための)学びにおいて、傾聴や共感といった姿勢・態度は学んできましたが、それだけでは問題解決に結びつかないことを痛感していました。特に企業やクライアントは「早く解決したい」「費用に見合った効果が欲しい」と考えています。そのときに必要なのは、具体的な介入方法です。エビデンスに基づいたCBTなら、日常的な問題や産業領域でも即効性のある支援ができるのではないかと思い、学んでみようと決めました。


Q)CBTを学んでみてどうでしたか?

A)実際に学んでみて、まず「とても実践的でわかりやすい」と感じました。しっかりとした知識が学べることに加えて、多くのロープレを体験できる点が一番の魅力です。また、考えていた以上にカウンセラーが強く介入するところが印象的でした。そうやって、具体的に思考や行動の変容を促していくところはCBTの大きな特徴だと思いました。しばしば、クライエントからの強い抵抗にあうなどの難しさも感じました。心理教育を丁寧に行い、ラポールや治療同盟を築き直す場面もあり、決して簡単ではありません。一方、行動面からのアプローチと組み合わせて使うことの重要性に気づけたのは大きな収穫でした。


Q)今後の展望を教えてください

A)これからは、カウンセリングの場面だけでなく、マネジメントコンサルテーションや研修にも応用していきたいです。単に「思考の癖を直す」といった内容だけではなく、行動変容に重きを置いた研修プログラムのようなプロダクトを作れたらと思っています。もっと実践を広げ、クライアントに合わせた柔軟な介入ができるようになりたいです。


Q)目白心理総合研究所へ要望はありますか?

A)これから実践を重ねる中で、「わかったつもりでもできていない」ことが必ず出てくると思います。だからこそ、スキルアップ研修やケースカンファレンスの場があればいいなぁと思います。他の専門家とケースを共有しながら学び合うことで、介入の幅も広がるはずです。また、EAPの現場では個人支援だけでなく組織全体へのアプローチが求められます。日本の企業文化に合った形で組織介入を学べる機会があれば、より実務的に役立つと感じています。


2025年度後期「CBT(認知行動療法)資格認定講座」は、10月より開講予定です。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

https://www.t-blue.org/cbt-lp

⁡国際EAP協会公認 [ヘルシーリレーション講座]~ 2025年9月開催 ~ この講座は、EAPコンサルタントの重要なスキルのひとつであるとともに、EAPに携わる全ての専門職や、人事、管理職、その他関係者方々の自己研鑽としてご活用いただけま...
16/08/2025


国際EAP協会公認 [ヘルシーリレーション講座]
~ 2025年9月開催 ~

この講座は、EAPコンサルタントの重要なスキルのひとつであるとともに、EAPに携わる全ての専門職や、人事、管理職、その他関係者方々の自己研鑽としてご活用いただけます。

ご興味のある方は、ぜひご受講ください。

【講座内容】
この講座では、組織の生産性向上を目指すEAPコンサルタントならではの視点から、職場で起こる意見の対立や衝突、葛藤(コンフリクト)に対処するための実践的なコミュニケーションスキルを学びます。

人間関係の問題は職場にとどまりません。ヘルシーリレーションスキルは、あらゆる場面における対人コンフリクトを解決に導き、健全な関係性を築くための効果的な技法です。

EAPコンサルタントをはじめ、他の専門職の方々や、健全な人間関係を築きたいと考えるすべての方に役立つ内容です。

基礎知識からロールプレイングまでを含む、充実した2日間の構成となっていますので、ぜひお気軽にご参加ください。


■ 開催日時
 2025年9月13日(土)と14日(日)の2日間 
 (両日13:00~17:00)

■ 開催方法
 ハイブリッド形式(来場またはオンライン)


詳しくは、プロフィールにありますホームページ「EAP研修」をご確認ください。

また、お申し込みやお問い合わせは、同じくホームページの「お問い合わせ」をご利用ください。

ご不明な点やご質問などございましたら、遠慮なくお問い合わせください。




[一般社団法人 目白心理総合研究所 ]
臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント
/ CEAP / EAPコンサルタント /
CBT Therapist®︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ®︎

目白駅から徒歩2分
池袋駅から徒歩10分


#認知行動療法  #カウンセリング  #心理学  #臨床心理士  #公認心理師    #カウンセラー  #キャリアコンサルタント  #メンタルヘルス  #資格取得  #オンライン研修  #カウンセラー保険    #人事研修  #管理職研修  #人間関係  #産業保健

~ CBT(認知行動療法)と支援職 ~<日常の中にいる「支援職」の存在>社会においては、必ずしも「心理職」や「相談員」という肩書きではなくとも、業務の中で人の話を聞いたり、相談に乗ったりする機会が多い方がいらっしゃいます。たとえば、学校の先...
06/08/2025

~ CBT(認知行動療法)と支援職 ~

<日常の中にいる「支援職」の存在>

社会においては、必ずしも「心理職」や「相談員」という肩書きではなくとも、業務の中で人の話を聞いたり、相談に乗ったりする機会が多い方がいらっしゃいます。たとえば、学校の先生や地域包括支援センターの職員、介護現場のケアマネジャー、企業の人事担当者や管理職など。こうした方々は、日々「人の困りごと」に向き合いながら、サポートや助言を求められる立場でありますので、広い意味で「支援職」と言えるのではないでしょうか。

<支援に必要な「見立てる力」と「問題解決力」>

支援職として人をサポートする際にとても重要なのが、「見立てる力」と「問題を解決する力」です。つまり、目の前の相手が今どのような困難を抱えているのかを的確に捉え、その背景にある構造を見極め、効果的な支援方針を立てられるかどうかがカギになります。この「見立てる力」と「問題解決力」の精度を高めるために、大いに役立つのが認知行動療法(CBT)の知識と実践力です。


<認知行動療法とは?>

認知行動療法は、出来事・思考・感情・行動のつながりに着目し、現実的かつ具体的に問題を整理し、改善へと導く心理療法です。海外はもちろん、日本国内でも数多くの研究が行われており、エビデンスに基づいた信頼性と妥当性の高い方法として、精神医療はもちろん、福祉、教育、ビジネス領域など幅広く用いられています。

<認知行動療法を学ぶ:「CBT資格認定講座」>

目白心理総合研究所では、提携機関である「Room Turn Blue」と連携し、「CBT資格認定講座」を開講しています。この講座では、谷口知子理事長著『認知行動療法[ベーシック]』(金子書房 2021年)をテキストに用い、認知行動療法の基礎的な理論と技法を段階的に学んでいきます。受講方式はオンラインまたは対面を選ぶことができます。

<現場で“使える”スキルとしてのCBT>

特にこの講座の特長は、「現場で使える」知識とスキルを重視している点にあります。まずCBTの理論を学ぶ前に、クライエントの話に注意深く耳を傾け、理解しようと努めるコミュニケーションスキル(傾聴スキル)を習得し、クライエントとの信頼関係(ラポール)を築くための重要性を学びます。次にCBTの理論や技法を学ぶだけでなく、ロールプレイ演習を通じて実践力を養い、実際の支援現場で活かせる力を身につける構成となっています。
CBTの理解が深まることで、クライエントの話を傾聴した上で「考え方の癖」や「行動パターン」に焦点を当てた「見立て」が可能になります。また、支援者自身の感情や考えを整理するツールとしても役立ち、支援の質が大きく向上します。

<支援力をもう一段階深めたい方へ>

「相談を受けることが増えてきた」「何となく対応しているが、自信が持てない」と感じている支援職の方にこそ、認知行動療法のコミュニケーションの学びはおすすめです。基礎から丁寧に学ぶことで、支援の確度と自信が高まっていくはずです。

Room Turn BlueにおけるCBT資格認定講座は、2025年10月より後期スケジュールがスタートします。ご興味のあるかたはぜひ下記URLからお問い合わせください。

https://www.t-blue.org/cbt-lp

⁡生きがい ~ IKIGAI ~ 近年、世界的にウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)への関心が高まる中で、「生きがい」がその重要な要素として評価されています。 特に、働き方改革やライフスタイルの多様化が進み、単なる仕事や趣...
01/08/2025


生きがい ~ IKIGAI ~

近年、世界的にウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)への関心が高まる中で、「生きがい」がその重要な要素として評価されています。

特に、働き方改革やライフスタイルの多様化が進み、単なる仕事や趣味にとどまらない、より本質的な幸福感や充足感を求める動きが強まっており、なかでも「生きがい」が個人の幸福だけでなく、社会全体の活力を高める上で重要であるという認識が広まっています。

起源は平安時代まで遡り、「生き甲斐」の「甲斐」の語源である貝殻は、当時、非常に価値のあるものでしたので、「生きる価値」という意味がありました。

現在では、「人生を生きる上で喜びや目的、価値を見出して感じること」を意味し、「生きがい」こそが人生に喜びや活力を与え、ストレスを軽減し、自己肯定感の向上や抑うつ状態の予防など、精神的な健康に良い影響を与えるとされています。

また、「生きがい」は、地域活動への参加、家族や友人との交流、仕事を通じた貢献など、他者との関わりや社会貢献を通じて見出され、人生の困難や逆境を乗り越えるための精神的な強さや回復力(レジリエンス)も高めてくれます。

このような日本独自の素晴らしい概念である「生きがい」は、海外の研究者らにより、ブルーゾーン(世界の長寿地域)の研究を通じて国際的に注目を集めました。

実は、沖縄もブルーゾーンの一つとして、高齢者たちが明確な目的意識や社会における役割を持ち続けていることが挙げられており、彼らが活動的な生活を送り、病気になりにくい体を維持しているのは、「生きがい」があるからこそ、という見解が示されています。

いまや「生きがい」は、「IKIGAI」へと姿を変えて、英語圏を中心に世界へと浸透しているのです。

「IKIGAI」が注目され始めたのは、主に2010年代半ば以降で、特に、スペインのヘクター・ガルシアとフランセスク・ミラレス共著『IKIGAI: The Japanese Secret to a Long and Happy Life(日本の暮らしと長寿の秘密)』(2016)が世界中でベストセラーになったことがきっかけでした。

海外で最も広まった「IKIGAI」の概念は、「好きなこと (What you love)」「得意なこと (What you are good at)」「稼げること (What you can be paid for)」「世界が必要としていること (What the world needs)」という4つの円が重なり合うベン図として表現されることが多く、これらの中心に「IKIGAI」があると説明されています。

しかし、「生きがい」と「IKIGAI」は、同じ言葉を冠しながらも、そのニュアンスや重視する価値観において、いくつかの重要な差異があります。

大きな違いとしては、「生きがい」は非常に広範で、日々の生活の中に溶け込んだ、ささやかな喜びや充足感を指すことが多く、例えば、「毎朝の散歩」や「娘の笑顔」といった、特別なことや大きな目標でなくても、継続することで得られる満足感や、生きる原動力となるものが「生きがい」とされています。

一方の「IKIGAI」は、多くの場合「人生の大きな目的 」や「朝、ベッドから出る理由」といった意味合いで捉えられ、特に、前述の4つの円が交差するベン図として紹介されたことで、キャリア選択、起業、自己実現といった側面が強く強調されるようになりました。

また、「生きがい」は必ずしも金銭的な報酬や対価を伴わず、趣味、ボランティア、家族との時間など、純粋な喜びや充実感、貢献そのものに価値を置きますが、「IKIGAI」はベン図にあるように、「稼げること」が強く打ち出されています。

つまり、「生きがい」が、日々の暮らしの中の地道な喜びや、人生を豊かにする継続的な活動に重きを置く、より内省的でコミュニティ志向の概念であるのに対し、「IKIGAI」は、人生の大きな目標やキャリア、自己実現といった、より戦略的で個人志向の概念だといえます。

お問い合わせは、プロフィールにありますホームページ「お問い合わせ」からお気軽にお声がけください。

根底にある価値観や、日常への落とし込み方には明確な違いがありますが、どちらも幸福や充足感をもたらしてくれること間違いなしですね。



[一般社団法人 目白心理総合研究所 ]
臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント
/ CEAP / EAPコンサルタント /
CBT Therapist®︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ®︎

目白駅から徒歩2分
池袋駅から徒歩10分


#認知行動療法  #カウンセリング  #心理学  #臨床心理士  #公認心理師    #カウンセラー  #キャリアコンサルタント  #メンタルヘルス  #資格取得  #オンライン研修  #カウンセラー保険  #生きがい  #ブルーゾーン  #ウェルビーイング 

住所

Mejiro 3-13-23 Mejiro Granite 3F
Toshima, Tokyo
171-0031

電話番号

+81369153210

ウェブサイト

アラート

一社)目白心理総合研究所がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

その診療所に問い合わせをする

一社)目白心理総合研究所にメッセージを送信:

共有する

Share on Facebook Share on Twitter Share on LinkedIn
Share on Pinterest Share on Reddit Share via Email
Share on WhatsApp Share on Instagram Share on Telegram

カテゴリー