10/11/2025
【お知らせ】
新蒸留研究所、台湾市場への初輸出を開始
2025年10月、台湾市場への初輸出を開始し、11月14日からの展示会を皮切りに、
台湾での販売をスタートします。富山で生まれた蒸留文化の新たな実践が、海外で正式に流通を始めます。
2025年6月、台北市で開催された台湾最大の国際食品見本市「FOOD TAIPEI」に、
富山県の海外販路拡大プロジェクトとして出展。
会場では2種のジン
「No.1 ジンの香りの原点に関する研究」
「No.7[draft]ハイジュニパージン」と、
スピリッツ1種「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」を提供し、試飲を実施。
現地業者27社と新たな接点を得る中で、KURISAKEとの商談が成立しました。2025年9月24日に正式発注を受け、同年10月16日に富山工場から出荷、10月31日に台湾に到着し、11月14日~17日に開催される「2025台北国際酒展」にて初お披露目となります。
今後は、台湾のバーや飲食店、高級セレクトショップを中心に展開予定です。
◆出荷品目
「1 ジンの香りの原点に関する研究」
「7[draft]ハイジュニパージン」
「8 ラベンダー由来の柑橘香に関する研究」
「3 緑茶の香気抽出に関する研究」
◆久利酒藏(KURISAKE)について
台湾で立山町の地酒「IWA」をはじめ、
複数の日本の日本酒やクラフトブランドを取り扱っています。
近年は、クラフトジンにも着目し、日本酒だけでなく
日本の食文化や造り手の想いを丁寧に伝える活動を展開しています。
会社名:久利酒藏(KURISAKE)
URL:https://www.kurisake.com.tw/
Instagram:https://www.instagram.com/kurisake_tw/
◆新蒸留研究所について
製薬会社の薬剤師や技術者がその「製薬思想」をもって
香りの本質に迫るプロジェクト。天然物がもたらす複雑な香りを、
科学の目で「分ける(分析)」、その構造を「分かる(理解)」、
そして再構築した価値を「分かちあう(製品化)」のがテーマです。
ジンやスピリッツの香りの成分を、ガスクロマトグラフィー(香気分析手法)で可視化、
製品設計し、製薬技術で製品化するという、これまでの酒造にはないアプローチでモノづくりをおこなっています。
ブランド名:新蒸留研究所
URL: https://shin-distillation-laboratory.com/
Instagram:
https://www.instagram.com/shin_distillation_laboratory/
「香りの文化を“ものづくり”として、より自由に表現していきたい。
台湾の人々の“香りを味わう”感性やお茶文化との親和性に共鳴しながら、
富山の自然や職人の感性を、台湾を通じて世界へ届けていきます。」 ― 新蒸留研究所