23/09/2015
また明日から仕事か!帰省のついでに山口県の角島大橋の南3kmほどにある人類文化博物館に寄りました。土井ヶ浜遺跡です。特別展示では弥生人の歯に関わる切り口で、成人の儀式で、歯を抜く習慣があったとの事。上顎2番、3番、他。解説では10代後半から20代にかけて抜歯されたとありましたが、、、連休中に訪れる人は私以外にも数人おられました。考古学とかされておられる方など。
観光地はどこも大混雑なのに。ついつい、係りの方と話しこんでしまいました。悠久のロマンを味わいました。人類学楽しいだろうな!今後の人生のあり方に一石を投じる時間でした。すぐそばには青い青い地球の海が庭のように広がり、私たち人間の長い長い生きた営みが遥か中国大陸で暮らす人たち、説明を受けた人類学的分析では山東省の人たちとここ土井ヶ浜遺跡の人骨は同じであると、同じ人びとの営みであると。憎しみなどはこのロマンの前にほんの一瞬の心の迷いにしかすぎない。
この素晴らしい海の向こうに向けられて埋葬されていた人骨の頭蓋骨! そんなロマンをぶち壊す、この自然豊かな海に臨む原発誘致!
事故が一度起きれば、未来の人類から発掘されるであろう我々の人骨は放射線を放ち続けることになるのか。