08/06/2021
「どうせ歳をとったら、もう筋肉なんて付かないんでしょ?何をやったって、この身体の痛みは無くならないわ」なんて、諦めているあなた!諦めるのはお待ちくださ~い!!
なんてサプリメントや運動器具の宣伝、よくありますよね(笑)
こういうアンチエイジング的な商品って魅力的で、私の患者さんの中にも色々試している方がいらっしゃいます。
しかし飲むだけのものは効果が出るのがゆっくり過ぎて、よく分からない。運動器具に至っては、面倒臭くなってやらなくなってしまう…という事も、よくあります。
もう歳をとったら、本当に諦めるしかないんでしょうか?
結論から言うと、"①本人のやる気"と、"②有能な先生"がいれば、なんとかなると思います。
「なーんだ、そんなこと?そんなの分かってるよ。しかも何?自分が"その②有能な先生"だと言いたいの?」
なんて声が聞こえてきそうですね。
もちろん、私が有能だと大声では言えません。
しかしながら、"①本人のやる気"がとてもあり、私がそのお手伝いをした結果、80代半ばの女性の身体が随分若返り、毎日、イキイキと活動しているという事例はあります。
その方は喘息を患っていて、初めて治療にいらした時は、治療できるかな?!というレベルでした。もちろん運動もできず、筋肉が衰えて、脚は痛くむくんだ状態。
私は体力を充実させる東洋医学的な治療と、筋トレや生活の指導をしました。
すると、本人は指導の内容をとても頑張って下さり、少しずつ体力がつき、今では往復10km位の距離を自転車で移動できるまでになりました。
凄くないですか?!(笑)
この方は患者さんの中でも一番結果が出た例で、他の患者さん全てがここまで上手くいくとは限りません。なので私が有能とは言いきれない訳ですが、少なくとも有能になりたいと強く思っています。
治療が上手くいくために治療家の腕を上げるというのは大前提ですが、その"腕"の要素の一つとして、"患者さんのやる気をあげる能力"というのが実は一番大事だなーと、最近思うようになりました。
「やる気スイッチ、君のは何処にあるんだろう?見つけてあげるよ、君だけのやる気スイッチ~🎵」
という学習塾のCM曲はご存知でしょうか?
優秀な先生というのは、知識を植え付けるだけではなく、やる気を出させる能力に長けているんじゃないかなーと思います。
私も治療家として"先生"と呼ばれることがあります。"先生"である以上、患者さんに治療に対するやる気を出させなくてはなりません。
でもこれが実は一番難しい。悪い生活習慣を正させたり、面倒な運動をさせたり、時には良くない考え方を変えさせたり……💦
よーっし、まずは私のやる気スイッチ"お菓子を食べる"を実行して、今日も頑張って患者さんのやる気スイッチを見つけるぞ~‼️