07/11/2025
体調を守る三つの柱(睡眠、食事、寒さ 秋から冬にかけては、一年の中でも体調を崩しやすい季節です。 朝晩の冷え込み、日照時間の減少、食生活の変化などが重なり、気づかないうちに体が疲れをためやすくなります。 特に「睡眠」「食事」「寒さ」。この三つが乱れると、体調を崩す確率はほぼ100%。 二つでもかなり危険です。 睡眠 ― 体のメンテナンス時間 睡眠は体の修復時間です。 寝不足が続くと、自律神経が乱れ、体温調整・免疫・ホルモン分泌のバランスが崩れます。 その結果、朝起きても疲れが抜けず、風邪をひきやすくなったり、肩や腰の痛みが出やすくなります。 寝る前のスマホやテレビの光を避け、湯船で体を温めてから布団に入るだけでも、眠りの質は大きく変わります。就寝の90分前にお風呂に入るのが理想です。 食事 ― 体を動かす燃料と材料 忙しい時期ほど、食事が偏りがちになります。 炭水化物中心の食事が続くと、血糖値の乱高下が自律神経を刺激し、体に炎症が起き易くなります。 体を整えるためには、タンパク質(魚・卵・豆製品)やビタミンB群(肉・玄米)を意識的に取りましょう。 温かいスープや根菜類は、体を内側から温める最高の味方です。 冷たい飲み物はなるべく控え、温かいお茶への切り替えもお勧めです。 寒さ ― 見えないストレスの一因 寒さは体にとって強いストレスです。 気温が下がると筋肉が縮み、血流が悪化します。 その結果、肩こりや腰痛などの痛みが出やすくなります。 「首」「お腹」「足首」を冷やさないことが基本。 外出時はマフラー・腹巻き・靴下などで防寒を意識しましょう。 また、朝起きたらすぐに白湯を一杯飲むことで、体の中から温める効果もあります。 虫ゴムとパンク ― 体調のたとえ話 自転車のタイヤには、空気を逃がさないための「虫ゴム」があります。 これが劣化すると、空気を入れてもすぐ抜けてしまう。 これは「睡眠不足」「栄養の偏り」「冷え」のように、少しずつ体調を悪化させる慢性的な要因に似ています。 そのうち、ある日段差に乗り上げて“パンク”してしまう。 これが「ぎっくり腰」「寝違え」「風邪」などの急性症状です。 つまり、虫ゴム(=日常のケア)を放っておくと、パンク(=急な不調)につながるのです。 まとめ 体調管理のコツは、「崩れたらすぐ整える」と「崩れないように予防する」ことです。 眠れない日は湯船で温まる、食事が乱れた翌日はスープや野菜を中心にする、 冷えた日は一枚羽織る――そんな小さな積み重ねが、健康を守る最高のメンテナンスになります。 寒さが深まるこれからの季節、体の“虫ゴム”をしっかりチェックして、元気に過ごしていきましょう。 そして、もし痛みや不調を感じたら、私たちカイロプラクターにお任せください。 あなたの体をしっかり整えるお手伝いをいたします。
体調を守る三つの柱(睡眠、食事、寒さ秋から冬にかけては、一年の中でも体調を崩しやすい季節です。朝晩の冷え込み、日照時間の減少、食生活の変化などが重なり、気づかないうちに体が疲れをためやすくなります。特...