03/12/2025
【ベトナム中部にある築100年のフランス風ヴィラ、移転計画が棚上げ 不透明な未来に直面】(12月1日)
ベトナム中部トゥアティエン・フエ省省フエ市トゥアンホア区レ・ロイ通り26にあるフランス植民地時代のヴィラは、歴史的建造物を保存するため、当局が移転を検討してから3年が経った今も、荒廃したままとなっている。
別荘はフエの主要道路の一つのフォン川沿いにあり、かつてトゥアティエン・フエ文学芸術協会連合の建物だった
地元当局は2022年、建物の構造を維持しながら観光開発のために敷地を解放するため、近隣の場所への移転を検討。
大型歴史的建造物の移築を専門とするグエン・ヴァン・ク氏は、ヴィラの調査と推定25億ドン(9万4,800ドル)の14段階の移築計画の策定を依頼された。
3年以上が経過した現在、ヴィラの壁は崩れ、レンガの柱は損傷し、中庭には雑草が生い茂りゴミが散乱した状態のままである。
建物の状態は構造の健全性に対する懸念を引き起こしている。
フエ市人民委員会のトラン・フー・トゥイ・ジャン副委員長は調査の結果、ヴィラのレンガ、石、鉄筋コンクリートの混合構造は劣化しており、移築によって安全性が損なわれる可能性があると述べた。
「ヴィラを現在の場所に残すことも含め、代替案を検討しています。」
市当局によると、この場所に5つ星ホテルを計画している開発業者が建築的、文化的、そして景観的価値を理由にヴィラを残すことを要請した。
グエン・ヴァン・ク氏はヴィラの保存について依然として懸念を抱いており、正式な指示を待っていると述べた。
https://news.tuoitre.vn/century-old-french-villa-in-central-vietnam-faces-uncertain-future-103251201174938592.htm
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